履歴書

好感度の高い履歴書とは

履歴書を指さす男性

転職を希望する病院や医療機関にまず最初に提出するのが履歴書です。 履歴書の書き方ひとつで好感度を上げることができます。面接を受ける前に良い印象を与えておけば有利に進められます。

【履歴書の基本】

求人に対して応募が多い場合は書類選考になることもあり、その場合は履歴書と職務経歴書の内容が重要になってきます。 履歴書の書き方は基本さえしっかり押さえていればそれほど難しいものではありませんが、その基本が出来ていなければマイナス評価になります。 最近はパソコンによる履歴書も認められつつありますが、基本的には手書きです。 丁寧に書かれた明瞭な履歴書は担当者に良い印象を与えます。 誤字脱字はもちろん、修正した跡の残る履歴書もマイナスイメージになるので避けましょう。

【記入欄】

学歴は、小中学校は省いても構いませんので、高校卒業から記入します。 資格は学位、指定医、指導医、専門医、産業医などを記入します。 志望動機は、応募する医療施設の運営方針・治療方針などを調べたうえで、自身の意欲を表現するようにしてください。 志望動機、自己PRは面接でも触れられることになりますので、質問をされても大丈夫なよう具体的に記入します。 履歴書の日付は、提出日を記入します。

【採用される履歴書】

写真は実物並みか実物より良いものを選び、写りの悪い写真は避けましょう。 履歴書で理事長や院長が一番気にするのは、今までの職歴と応募の志望動機です。 志望動機はマニュアル通りの内容ではなく、そこに応募した動機、医療に対する意欲などを自分なりに表現しましょう。 また、自己都合での転職が多いとあまり良い印象は持たれないので、多すぎる場合は志望動機でカバーしましょう。

【落とされる履歴書】

応募している病院のことを全く調べていないような志望動機では、同じ内容でいくつもの病院に履歴書を送っていると思われてしまいます。 また、本人希望欄に給与や医師の一般常識とかけ離れた希望を書くことも良くありません。 まだ面接もしていないのに非常識な要求だと思われてしまいます。