面接対策

【第一印象が大切】

First impression

病院での面接では一般の企業と比べても人柄が特に重要視され、第一印象が良いか否かでは採用に大きく関わってきます。 なぜ第一印象を重視するかというと、病院側は患者の立場から考え、印象が悪いと感じる医師を採用することは患者にとっても好ましくないからです。 身なりの準備はもちろんのこと、想定される質問に対しての回答の準備や、担当者から「何か質問はありますか」と聞かれた場合にも答えに躓くことのないようしましょう。

【不採用になる医師】

面接の際には前の職場のこと、転職の理由を聞かれることもあるでしょうが、そこで批判をしてしまうと印象を悪くします。 前職について不平や不満があったとしても、それをストレートにいうと悪口や愚痴のように伝わることがありますので、不平・不満は控え、あくまで前向きな姿勢で転職の理由を語るようにしましょう。 また、面接担当者は何十人も面接し採用を決めてきたプロですので、自分を過大に見せようとしてもすぐにばれてしまいますから、素直に等身大の自分を表現しましょう。 面接ではコミュニケーション能力も重視されます。履歴書では伝えきれない自分をアピールするのが面接と考えましょう。

【予備知識】

面接では自分を見てもらうだけではなく、自分の意思を伝えるとともにある程度は先方のことを知っておく必要があります。 先方のことをなにも知らない状況で面接すると、なぜここを受けに来たのか、転職の意思に疑問を持たれることがあるからです。 また就労条件などについてもある程度は調べておき、不明な点のみ質問するようにします。

【共通の知人】

面医療の業界は広いようで狭い世界ですので、学歴や職務経歴を見て共通の知人、友人などがいる場合も多く、その人のことを聞かれることもあります。 もしそうした人がいた場合、面接担当者がその人に対して好印象を持っている場合とそうでないがありますので、こちらの対応を変えるとよいでしょう。 共通の知人について聞かれたとき、前者の場合は親近感を持って答え、後者の場合は少し距離をおいて話すほうが賢明ですが、いずれにしても悪口は慎みましょう。